工場 エルメス ケープコッド ラウンドオートマチック

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ラウンドオートマチックと言われるマルジェラ期の初期の1年ほどの期間に製造された「Automatic」がラウンドしている非常にレアなダイアルです。 以下アテリエの石崎氏のブログより抜粋したものです。 Martin MargielaがHERMESに在籍したのが98年から03年。ファーストコレクションにあたる98A/Wでは、CAPE CODにダブルストラップを装着した腕時計を発表。これは今日日もHERMESから定番物として発売されています。 Margielaが在籍していた時代のCAPE CODはダイヤル下段に自動巻きを意味する「Automatic」とプリントされているのですが、03年以降もこの仕様は少しの間続いているためそこまで大きく価値を引き上げるものではないのが残念。 本来ストレートにプリントされているAutomaticが、ラウンドしています。 色々調べてみた結果、このラウンドオートマチックは97年に製造されていたダイヤルであり、シリアルは833xxx~835xxx辺りに集中。しかし97年刻印のシングルベルトが付くものより98年刻印のダブルストラップの方がシリアルが若かったりと少々矛盾が生じるという結果に。 これはあくまで私の見解ですが、通常の革ベルトが装着されたRound Automatic CAPE CODは確かに97年に店頭で販売されていて、その翌年ダブルブレスレットが発表された際、在庫として残っていたCAPE CODのベルトを一部ダブルに付け直して販売したのではないか、と。 そして広告用写真が撮影されたのは当然98A/Wスタート前でしょうから、97年製造のラウンドレターのヘッドに発売前のダブルストラップを装着し撮影。しかし間も無くして通常のストレートプリントの生産に移ったのだと思っています。 革のストラップは駄目になっていたため処分し、ストレートエンドリベットブレス(Replica)を装着。この役物感。 ケースサイズ︰縦4.3㌢×横3.1㌢ ムーブメント...手巻き式 文字盤形...スクエア・正方形

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